『閃の軌跡4』の感想〜迷っている人は買うことを勧めます〜
9月28日に発売された『閃の軌跡4』。
前作の発売日から1年しか経っていないので、クオリティが心配でしたが、結論から言うと見事な出来栄えでした。
私は最高に楽しむことができました。
今回は『閃の軌跡4』について書いていきます。
1.歴代主人公勢ぞろい
今作ではなんと、歴代主人公が勢ぞろいしています。
『空の軌跡』シリーズからは主人公のエステルとヨシュアが、『零の軌跡』シリーズからは主人公のロイドやエリィが登場します。
しかも、ゲームの最初からいきなり共闘ということで、序盤からクライマックス並みの熱さです。
歴代の主人公たちがリィンたちⅦ組のメンバーとどのように関わっていくのか、必見です。
さらに、中盤では『閃の軌跡4』に登場する過去作のキャラが勢ぞろいする場面があります。
シリーズをずっとプレイしてきた人にとっては、この展開を見るためだけにも買う価値はあります。
それぐらい、感慨深い場面でした。
喩えるなら、『ONE PIECE』でいう所の頂上戦争編でしょうか。
2.熱い展開
軌跡シリーズはどの作品もよく作り込まれているため、中だるみせずにストーリーをずっと楽しむことができるのですか、今作も息もつかせぬ熱い展開が繰り広げられます。
しかも、ほぼ救うことが不可能な状態の世界をどのように救うのか、わくわくしながらプレイすることになります。
後半からはストーリーの展開はだいたい読めますが、過去作のキャラクターの見せ場がたくさんあるので飽きずに進めることができます。
登場キャラが多いにも関わらず無駄な人物がいないというのは、軌跡シリーズならではでしょう。
3.信念を持った敵
軌跡シリーズの場合、敵キャラも魅力的な奴が多いです。
『閃の軌跡4』の最終ダンジョンでは因縁を持った敵が多いですが、敵キャラには彼らなりの信念があります。
お互いに譲れないものがあるからこそ、力での勝負になってしまうのです。
その際の演出がいちいち熱くて中毒性が高いです。
主人公側と敵側、両方に感情移入できてしまいます。
プレイしていてこれほど心揺さぶられるRPGはなかなかないですよ。
4.まとめ
ゲームの続編を作るとだいたい失敗しますよね。
ところが、軌跡シリーズは見事にその固定観念を打ち破ってくれます。
前作発売から1年しか経っていないにも関わらず、最高のゲームに仕上がっています。
軌跡シリーズ好きの方はぜひ買ってみることをオススメします。