1億2700万人のうちの誰かのために

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ドキュメンタルシーズン2がついに始まった!!〜時間のない人はシーズン2からでも見るべき〜

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ついに!!

ついに!!

 

松本人志発案のドキュメンタルのシーズン2がアマゾンプライムで公開されました。

 

シーズン1については結果のネタバレはなしでこちらにまとめています。

松本人志発案、ドキュメンタルという壮大な実験 - 1億2700万人のうちの誰かのために

 

シーズン2はまだ第1話しか公開されていませんが、前回の反省点を生かしてルールが少し変更になったりと、絶対に前よりも面白くなるという要素が満載でしたので、今回はそれについてまとめていきます。

 

参加メンバーについては一部ネタバレありですので、番組を純粋に楽しみたい方は先にそちらをご覧下さい。

 

1.参加メンバー

 

今回は参加メンバーが前回よりもさらに豪華になりました。

 

前回は全て吉本所属の芸人ばかりでしたが、今回は他の事務所の芸人も参加しています。

 

なので、吉本独特の厳しい上下関係などは他事務所の手前少しは緩和されるのではないかと思います。

 

前回は先輩、後輩の関係で、後輩側がなかなかグイグイいけないような状況があったのですが、今回はそのような厳しい縦のつながりはなしで対等な笑わせ合いのバトルが見られそうです。

 

参加メンバーも、普段のテレビでおなじみの人たちが多くなり、また、女芸人も参戦するなど、かなりバラエティ豊かな人選になっています。

 

そして、恐らく前回の反省を生かして、積極的に笑いを取りに行けるタイプの芸人のみが集まっているように感じました。

 

前回は笑いは取りにいかず、笑わないことで最後まで残る芸人が多く、後半番組の勢いが失速気味でしたので、そこにもテコ入れが為されたようです。

 

もちろん、前回はまだ実験的試みの一番最初ということもあり、笑いを取りにいかないことも別にルール違反ではないので、それが悪いことではないのですが、やはりお金をとっているコンテンツである以上視聴者の意見を無下にはできないですから、より楽しめるようにという改善策がとられる所はさすがだと思いました。

 

どの業界にも、「この人に誘われたら断れない!!むしろ声を掛けてもらえて嬉しい!!」と思わせられる人がいるわけで、お笑い界では松本人志さんがまさにそういう人でしょう。

 

今回のメンバーにも、「松本さんに言われたら断るわけにはいかないでしょ!!参加しますよ!!」という積極的な姿勢の芸人が多かったので、参加メンバーには本当に期待ができそうです。

 

2.ルール改定

 

若干のルール改定が為されています。

 

ポイントは、積極的に笑いを取りにいかないと1000万円には届かないということです。

 

そこで、最終的に決着がつかなかった場合は、他の人をたくさん笑わせた人が優勝になるというルールになりました。

 

つまり、舌を噛んで笑わないようにして下を向いているだけではとうてい優勝はできないということです。

 

これによって、各芸人の本気の笑いが見られそうです。

 

また、前回は少し曖昧だったイエローカードやレッドカードの定義についても明確になされるため、人によって判定が違うなどの不公平感もなくなることでしょう。

 

3.今後の展望

 

第1話はまだ参加メンバー紹介なので、本格的な戦いはこれからになります。

 

実験的な試みとして前回試してみて、たくさんの批評がアマゾンのレビューの所でも為されていました。

 

その中からスタッフや松本さんの問題意識と照らし合わせて、改善できる所はすぐに改善してくる、このスピード感が素晴らしいですね。

 

テレビにはなかなかこのスピード感はないですから、ネット番組はさすがだなと思いました。

 

シーズン2の第1話を見て、このコンテンツはさらに伸びていくだろうなと実感しました。

 

4.強そうな芸人

 

今回の参加メンバーの中で私が特に注目しているのが、バナナマン日村勇紀さんです。

 

芸人としてモノマネ、リアクション、トーク、顔芸とどれをとっても天下一品ですし、やる気もかなりある様子でしたので、序盤からどんどんと積極的に仕掛けていってくれるのではないかと思います。

 

有名なのは「子どもの頃の貴乃花」のモノマネですが、私はそれを見るといつも笑ってしまいます。

 

一発、一発の爆発力が本当にすさまじいですから。

 

また、人をイジって笑いをとるようなやり方をしない所も良いですよね。

 

日村さんはまさにコメディアンという感じの人ですので、どのような戦いを展開するのか楽しみです。

 

5.ある意味一番気になる芸人

 

アンジャッシュ児嶋一哉さんも参加しています。

 

私はこれがすごく意外でしたが、確かにイジられた時の怒鳴りながら返すスタイルがもはや定番のクダリとして伝統芸能化していますよね。

 

そして、すごいのが、「イジれよ!」という風に自分からも仕掛けにいける所です。

 

イジられる側はイジられてオイシクなることは隠さないと笑いは生まれないはずなのに、それをあえて隠さないことが逆に笑いになっている、冷静に考えるとかなりおかしな話で、こんなことができるのは彼だけでしょう。

 

本来、イジられる役割の芸人はこういうバトルでは不利なはずなのに、自分から仕掛けにいくこともできるため、仕掛けられた側は下手したら巻き込み事故ですよね。

 

ここらへんの要素がどのように作用するのかが、非常に楽しみです。

 

ぜひ、児嶋さんには、いつも通りのやり方で「イジれよ!」と他の芸人に仕掛けながら笑いを取っていってほしいですね。

 

6.まとめ

 

シーズン1はそれはそれで面白かったですが、シーズン2はルール改定が加えられた結果さらに面白くなること間違いなしですので、ぜひ見てみることをオススメします。

 

今のテレビでやっている大半のバラエティよりも私はドキュメンタルを見るのが楽しみになっています。

 

 

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