舛添要一元都知事が橋本羽鳥の番組に出演!!何を語ったのか?
9月17日放送の「橋本羽鳥の番組」に元都知事の舛添要一氏が出演していました。
昨年の騒動から約一年ぶりに私も舛添氏の顔を見ました。
この一年間はほとんどメディアへの露出もありませんでしたので、何を語るのか非常に注目していました。
今回はそのことについて書いていきます。
1.何を語るのか
どうやら『都知事失格』という本を書いたらしく、詳しくはそちらに書かれてあるようです。
検察の取り調べもあるのであまり詳細は語れないということでしたが、政治資金の使い道について「不適切ではあるが違法ではない」という認識は変わっていないようです。
それに関しては、橋本徹さんから、「違法でなくても不適切だと思うことはルールを変更しないといけない」と言われていました。
また、海外視察に行く際にファーストクラスを使用することについても、「降りたらすぐに仕事だからファーストクラスは必要だ」という主張をしていました。
橋本さんはこれに関しても「海外視察の際にファーストクラスは必要ではない」という立場のようで、舛添氏に反論していました。
今回の舛添氏のテレビ出演で私が一番衝撃を受けたのは、「エリートにはファーストクラスやスイートルームが必要」という趣旨のことを発言しており、自身のことをエリートと言っていたことです。
また、ここでのエリートの定義は「普通の人には見えないことが見える人」のことのようです。
清々しいぐらい言い切っていました。
確かにかつての政治家にはそういうエリートがいたでしょうが、果たして今の政治家にそういう人がいるのでしょうか。
例えば、伊藤博文は日清日露戦争が終わった後に「これからは軍人の頭を抑えるのが政治だ」と語ったようですが、これぐらい大局的に物が見えている政治家は現在いるのでしょうか。
2.テレビ出演で印象は良くなったのか
舛添氏は橋本さんを始めとする出演者たちから厳しいツッコミをたくさん受けていたのですが、そのいずれに対しても反論をしていました。
弁舌巧みなのはすごいと思いますが、見ている側としては少しイラッとします。
これに対して平成ノブシコブシの吉村さんが「ちょいちょい自慢が入るんだよな〜」と笑いにしていました。
謙虚さが感じられなかったので、私は印象回復はしませんでした。
ただ、都政改革としていろんなことを実行していたのも事実のようなので、改めてメディアが報道しないことをきちんと調べて選挙の時には判断しないといけないと感じました。
3.政治家の難しさ
舛添氏がかなり優秀な人物なのは伝わりました。
ただ、政治家としては優秀なだけではダメなようです。
人気投票である選挙に勝たないといけないですから、庶民感情を理解しないといけません。
主権を持つ庶民対策を上手くできないと、いくら優秀でも引きずり降ろされてしまう大変な仕事だなあと感じました。