1億2700万人のうちの誰かのために

主に書評とユーチューバーの紹介をしていますが、その他いろいろ書いています

英単語の忘れなくする勉強法〜定着率が劇的に変わる〜

2017年5月24日更新

 

勉強をしていると覚えるべき出来事がたくさん出てきます。

 

今回は、きちんと実行すれば学習内容を忘れなくなる暗記の方法について、英単語を例にしてお伝えします。

 

1.まずは覚えるべき個数を決める

 

ちょっと無理かもと思えるぐらいの個数がオススメです。

 

ここでは、1週間に100個覚えるとしましょう。

 

毎日、10分〜30分、必ず英単語の勉強をして下さい。

 

範囲は最初に決めた100個です。

 

1週間同じ単語ばかり繰り返します。

 

これだけで確実に頭に残りますので、ぜひお試しあれ。

 

2.一週間の学習方法

 

1日目は範囲分の単語をザッと見ます。覚えるつもりではなく、ただ眺めているだけで大丈夫です。

 

何となくで眺めていた方が案外頭に入っていることもあるのです。

 

1日目は気楽にいきましょう。

 

2日目は、英語⇨日本語の順番で一通り発音してみます。

 

オルタナティブ、二者択一の」など、英語と日本語の両方を必ず声に出して詠んでください。

 

3日目は、発音しながら書いてみます。大学受験レベルになるとスペルは覚えなくても良いものが多いですが、覚えるべき単語のアルファベットの並びに見慣れるために、実際に書いてみることも大切です。

 

また、その際、2日目と同じで日本語も声に出して脳に印象付けることが大切です。

 

4日目は赤シートなどで隠してテストのつもりで単語を見て日本語が出てくるかを試します。この時、覚えられていなかったものにはきちんと印を付けておいて下さい。

 

その後、印を付けたもののみを「覚えるつもりで」発音しながら何度も書きます。

 

印を付けたものはあなたがなかなか覚えられない単語ですので、すごく大切なものです。

 

5日目は、前日に印を付けた単語をまずザッと目を通して確認して下さい。

 

ここでも、ザッとなんとなく眺めてみることが大切です。

 

そして、その後はテストのつもりでもう一度100個全て英語→日本語ができるかどうか試してみて下さい。

 

ここでも分からなかったり間違ったりした単語は相当頭に入りにくいものですので、さらに印を付けておきます。

 

もしかしたら、以前4日目の時点では分かっていたけれど、5日目に間違えたという単語もあるかもしれません。

 

そういうものにも印を付けておいて下さい。

 

6日目は前日に間違った印の付いているものをもう一度ザッと確認してから、単語を見て日本語が出てくるかを最初から試します。

 

ここではもうほとんど分からない単語はないと思いますが、もしあれば印は付けなくて良いので、何度も練習して覚えます。

 

7日目、この1セットの最終日ですね。

 

今までと同様に、ザッとなんとなく全体を眺めてから、テストのつもりで英語→日本語ができるかどうかを試します。

 

7日間同じ100単語に触れ続けてきたので、ここではほとんど正解できることでしょう。

 

3.まとめ

 

コツコツ積み上げていくタイプの勉強法で単語を覚えようとすると、一度覚えたものはしばらく復習しなくなりますよね。

 

だから忘れてしまうのです。

 

単語を忘れないようにずっと覚えておくためには回数をこなす必要があります。

 

一週間毎日会う人の名前はいつの間にか覚えてしまうじゃないですか。

 

毎日同じコンビニに行っていると、いつの間にか店員に顔を覚えられ、時々話しかけられるじゃないですか。

 

それと同じです。

 

毎日、同じメンバーの100単語と出会うことで、自然に頭に入るようになるのです。

 

そして、一度しっかりと頭に入れてしまうとしばらくは忘れなくなります。

 

ただ、悲しいかな、それ以降出会わないとまた忘れてしまうのです。

 

小学校の時の同級生の名前、全員言えないですよね。

 

あの時は「絶対忘れないからね」なんて言っていたのに、卒業以来会っていないと名前は忘れてしまいます。

 

なので、一度完全にインプットされたと思っても、その後も定期的に復習することが大切です。

 

復習の時期の目安はだいたい1ヶ月後です。

 

1ヶ月後に7日目と同じ手順で、覚えている確認します。

 

そうすれば、また情報が更新されて忘れにくくなりますよ。

 

4.暗記のコツ

 

これはよく言われる方ですが、暗記で大切なのはできるだけ多くの器官を使うことです。

 

単語を見て発音すれば、目と耳と口を使います。

 

単語を見て発音して書けば、目と耳と手と口を使います。

 

いろんな器官を組み合わせることで、より効果的な暗記ができるようになるのです。

 

同じ時間をかけるならちょっとでも効率の良い方法で勉強したいですよね。

 

ぜひあらゆる器官を活用して、忘れにくい勉強を実践して下さい。

 

ちなみに、これはユメタンという単語帳の勉強法を参考にしつつ、私が実際に実践していたものです。

 

単語帳のユメタンは、レイアウトも見やすく、CDもあって個人的にはオススメです。