BUMP OF CHICKENの新曲「記念撮影」、何十回と聴き込んでみた!
数日前にBUMP OF CHICKENの新曲「記念撮影」のリリックビデオがYouTubeでアップロードされました。
BUMP OF CHICKENの曲は聴き込めば聴き込むほど素晴らしいものが多いのですが、今回もそんな感じでした。
1.寄り添ってくれる感じ
最近のBUMP OF CHICKENの曲は聴き手に寄り添ってくれる良さがあります。
単に楽観的に「何とかなるよ」的な歌ではなく、「いろいろあるけどそれでも良いんじゃない」と、聴き手のことを肯定してくれるのです。
聴くだけで心がフワッと軽くなるような感じです。
「記念撮影」もまさにそんな曲です。
2.どこか懐かしい感じ
「記念撮影」を聴くと懐かしい感慨を覚えます。
BUMP OF CHICKENの過去のアルバムの中では、「orbital period」や「cosmonaut」の中のアルバム曲と雰囲気が似ています。
それでいて、曲調は今までにない感じなのですが。
どこか懐かしさを感じさせてくれ、あの頃を思い出させてくれる所が素敵です。
3.芸術作品
「記念撮影」は、もはや芸術作品なのではないかというぐらいよくできています。
タイトルの「記念撮影」という言葉は歌詞では全く登場しないのですが、まさに「記念撮影」という感じの楽曲です。
記念撮影というのは、過去の一時点を切り取ったものであり、それだけで懐かしさを感じるものでもあります。
というか、懐かしむためのものですよね。
だから、この曲を聴くと、どこか懐かしい感慨を覚えるのかもしれません。
聞き手にある種の感慨を引き起こさせる、聴き手の感情を揺さぶるものが私は芸術だと思います。
この「記念撮影」という楽曲はまさに芸術です。
4.今までの世界観も反映
リリックビデオを見れば分かりますが、やはり天体が出てきます。
BUMP OF CHICKENは宇宙に関する楽曲が多いので、その世界観も反映されています。
そしてなんといってもすごいのが、このリリックビデオを片目で見ると、途中から立体的に映るようになるということです。
こんなささやかな仕掛けが隠されていたとは。
5.まとめ
懐かしい感慨を引き起こしつつも、今までになかったような楽曲である「記念撮影」、聴けば聴くほどに味が出てきますよ。