乃木坂46とバナナマン日村がコラボ!!〜コラボする際に大切なこと〜
テレビ東京の歌番組で乃木坂46とバナナマン日村さんがコラボしていました。
この手のコラボはよくありがちで、コラボしている側がドヤリつつもパフォーマンスを乱していることがあるので私はあまり好きではないです。
ところが、今回のコラボはとても良かったです。
さすが日村さんという感じでした。
コラボの内容をまとめつつ、この手のコラボで大切なことを書いていきます。
1.乃木坂46のパフォーマンスを乱さない
インフルエンサーのサビまでは日村さんは登場しません。
よって、最初は普通に乃木坂46のパフォーマンスを楽しむことができます。
やはりリスペクトというか、コラボする側が目立ち過ぎず、まずは相手を立てることが大切ですよね。
2.さりげなく日村登場
インフルエンサーのサビになるとさり気なくバナナマンの日村さんが登場します。
本当に密かに端の方に混ざっているのでよく見ないと気づかない程です。
そして、さり気なさを出せるということはそれだけ溶け込めているということです。
これが何気にすごいことですよね。
だって、ダンスが一人だけ遅れていたりすると悪目立ちしてしまいますから。
コラボ相手の乃木坂46へのリスペクトを持ってきっちりとダンスを練習してきた証拠です。
3.メンバーも笑いをこらえている
メンバーは踊っている日村さんを後ろから見ている形になるわけですが、笑いをこらえている様子です。
確かに、冷静に考えると滑稽ですよね。
アイドルの中に一人だけガタイがでかい人が混ざっている訳ですから。
視聴者としても普通に面白かったです。
でも日村さんはいたって真剣にダンスをしつつ、表情も上手く作っている。
明らかにその場に異質な存在が馴染み過ぎているというそのギャップの笑いですね。
4.最後はセンターへ
インフルエンサーという楽曲はダブルセンター制です。
ところが、最後はモーセの十戒のようにメンバーが左右に分かれ、日村さんがセンターに登場しました。
後ろにはダブルセンターの西野七瀬さん、白石麻衣さんを従えて。
周りは笑いの渦に巻き込まれているわけですが、日村さん本人は「何がおかしいの?」という感じで真面目にダンスを続けている、ここでもこのギャップが笑いを増幅させていました。
5.コラボで大切なこと
この手のコラボで視聴者が興醒めしないようにするための大切なことが分かりました。
それは、やはり「これだけ練習したぜ!すごいだろ〜」感を出さないことです。
そして、ニヤニヤしながらではなく、本人はいたって真剣な表情で取り組み続けることです。
そうすれば、視聴者も面白いと純粋に楽しむことができます。
逆に「アイドルの曲も踊れる俺すごいだろ〜」感が出てしまっていると、アイドルのパフォーマンス自体の邪魔になります。
練習は真剣に、でも、本番はさり気なくが大切ですね。