希望の党、都民ファーストの会は建武の新政!?
衆議院選、今回はいつにも増して盛り上がっています。
そんな中でふと思ったことがあります。
希望の党及び都民ファーストの会の現在の様子は鎌倉幕府崩壊後の建武の新政に近いのではないかと。
建武の新政とは、後醍醐天皇が鎌倉幕府倒幕後、自らが中心となって新しい政治を始めた出来事です。
ただ、それまでの武家社会の慣習やしきたりを無視したり、倒幕の際に自分に付き従ってくれた武士を軽んじたりしたため、早くも足利尊氏に見限られました。
今回は希望の党及び都民ファーストの会は建武の新政と似ているということについて書いていきます。
1.後醍醐天皇に付き従ったファーストペンギン
さて、後醍醐天皇を助けたファーストペンギンは誰かと言えば、楠木正成であり新田義貞であり足利尊氏でしょう。
最後まで後醍醐天皇に付き従ったのが、楠木正成と新田義貞です。
2.小池百合子氏の側近になぞらえると
都民ファーストの会でも意思決定がブラックボックスだということで、真っ先に小池百合子都知事を支えた功労者の音喜多都議と上田都議は都民ファーストの会を飛び出しました。
一方、同じく当初から小池百合子氏を支えた若狭勝さんは今でも小池さんの側に残っています。
果たして今後どうなっていくのでしょうか。
どちらの選択が正しかったのかは、今後の国政、都政を見ていく中で建武の新政のように評価が決まるでしょう。
ちなみに、史実では建武の新政を飛び出した足利尊氏が新しい天皇をたて、自身は征夷大将軍に任命され室町幕府を開いたのは周知の通りです。
もしかすると、飛び出した音喜多都議や上田都議が新たな人物を立て、都政あるいは国政で存在感を発揮することもあるかもしれません。