1億2700万人のうちの誰かのために

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YUIの魅力〜儚げな世界観が素敵〜

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ふと思いました。

 

歌手のYUIさんって、今どうしているのだろうと。

 

どうやら今はflower flowerというバンドで活動しているようですが、以前ほどもメディアには出演していないですよね。

 

今回は歌手のYUIさんの魅力を語っていきたいと思います。

 

1.儚げな感じ

 

YUIさんから受ける儚げな感じ、今のどの歌手にもいないですよね。

 

声なんですかね、、、

 

透き通った、それでいてどこか物憂げな感じが心に響いてくるんですよね。

 

メロディーもマイナー調が多いんですかね。

音楽のことはあまり分からないですが、、、

 

まあ、とにかくあの儚げな感じは他の歌手には出せないYUIさんの魅力でした。

 

そして、スパッと活動を辞めたことも、儚さをより一層際立たせています。

 

2.代表曲三選

 

代表曲として一番に思い浮かぶのは「CHY.R.RY」ですよね。

 

ラブソング?に当たると思うのですが、内容は「揺れる心」を詳細に描写しています。

 

好きな人からのメールが来ていないか頻繁に確認してしまう、そして好きな人とのメールが何よりも楽しい、そんな心の動きをこれほど上手く表現した曲はないでしょう。

 

次に私が思い浮かぶのは「again」という曲ですね。

 

アニメ「鋼の錬金術士」のオープニングにもなっていました。

 

確か、「again」の発表前もしばらくYUIさんは活動休止していた記憶があります。

 

だからこそ、当時話題になりました。

 

「鋼の錬金術士」のどこか物悲しいファンタジーの世界観とも上手くマッチしていました。

 

それもYUIさんだからこそですね。

 

「GLORIA」も良いですよね。

 

進研ゼミとのタイアップでよくコマーシャルで聴きました。

 

受験生への応援ソングです。

 

ただ、応援ソングにありがちな「ひたすら前向きな、根拠なく『何とかなるよ』と言ってしまう感じ」がないんですよね。

 

だからこそ、説得力が生まれるのだと思います。

 

本当に悩んでいて落ち込んでいる時には「ひたすら前向きな曲」というのは効力を発揮します。

 

でも、受験生は何となくモヤモヤとした漠然とした不安と戦っているんです。

 

その何とも言えないモヤモヤとした気持ちを本当に上手く表現できている曲です。

 

だからこそ、私はこの曲が好きです。

 

3.TOKYO

 

以前こういう記事を書きました。

上京組には染みる歌3選 - 1億2700万人のうちの誰かのために

 

YUIさんのTOKYOも、上京組には染みる曲ですよね。

 

上京するにあたっての寂しさを本当に上手に表現しています。

 

YUIさん自身も福岡から上京してきていますので、その時の心情を歌ったものなのでしょう。

 

東京はどんな人でも受け入れてくれる懐の広い街なのですが、やはり故郷との別れは寂しいものですから。

 

4.Rain

 

疾走感のあるメロディーとともに歌い上げられるのは、「雨の日の待ち合わせに相手が来ない寂しさ」です。

 

しかもそれがクリスマスイブという、、、

 

そういう感情を歌った曲です。

 

メロディーだけならもっと明るい曲になりそうな感じもありますが、歌詞と歌声が相まって孤独感を上手に表現できています。

 

5.まとめ

 

YUIさんは歌声と歌詞が本当に素敵な歌手でした。

 

女性のソロシンガーはたくさんいますが、彼女のような世界観を出せる歌手は今後もなかなか現れないと思います。

 

 

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