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「ぷらそにか」の『流動体について』が素敵!!〜第二のグースハウス誕生か〜

ユーチューブのチャンネルに、「ぷらそにか」というのがあります。

 

平均年齢19歳の、まだ若いアーティスト集団です。

 

今回は彼らについて紹介したいと思います。

 

1.第二のグースハウスに

 

グースハウスというのはチャンネル登録者が100万人を超えている大物ユーチューバーであり、アーティスト集団です。

ご存知の方も多いと思います。

 

彼らは定期的に楽曲のカヴァーをアップロードしており、最近ではオリジナル曲も増えてきてメディアにも取り上げられ有名になってきました。

 

「ぷらそにか」はまだチャンネル登録者数も少ないですが、楽曲のカヴァーをいくつか投稿しており、今後グースハウスのように一気にチャンネル登録者数が伸びる可能性は十分にあると私は思っています。

 

2.そもそもカヴァー曲ってどうなの、オリジナルを超えられるの?

 

カヴァー曲については肯定的な意見と否定的な意見の両方がありますよね。

 

私もどちらかと言えば、そんなに好きではありません。

アーティストを名乗るならオリジナルで勝負しろよと思っています。

 

ですが、世の中にはとても素敵だなと思えるカヴァー曲があるのも事実です。

 

素敵だなと思えるか思えないかの境は何なのか。

 

私の結論としては、その楽曲に対するリスペクトがあり、きちんとその楽曲を解釈できているかどうかだと思っています。

 

楽曲の解釈というのは、音楽理論的にもそうですし、歌詞の世界観にあった歌い方ができているかも大切です。

 

その上で、カヴァーする側の「色」つまり「オリジナリティー」も感じられる、そういうカヴァー曲なら名作になるのではないでしょうか。

 

グースハウスにはそのオリジナリティーがきちんと感じられたのでこれだけ多くの支持を得ているのでしょう。

 

私が思うグースハウスオリジナリティーは、「巧みな演奏技術」「個性的なキャラクター」そして何よりも「曲そのものを楽しむこと」です。

 

そして今後「ぷらそにか」が伸びる上で大切なのはいかにそのオリジナリティーを見いだせるかですね。

可能性は十分に感じます。

少なくとも私は好きです。

 

3.オザケンの「流動体について」もフルで聴ける

 

彼らの目を通してアップロードされている「流動体について」は、オザケンのものとはまた別のとても素敵な作品になっています。

 

ユーチューブへのカヴァー曲のアップロードは著作権的に違法ではありませんので、まだ聞いていない方はぜひ聴いてみて下さい。