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大学生のうちに海外旅行を経験すべき理由10選

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お金と時間があってもなくても海外旅行に行っておくべきでしょう。

 

グローバル化と言われて久しく、これからますます外国の人と関わることも多くなります。

 

大人として海外旅行ぐらいは経験しておくべきでしょう。

 

何も留学しろと言っているわけではなく、たかだか旅行ですから、誰でもできますよ。

 

今回は私なりに海外旅行に行くべき理由を10個まとめてみました。

 

 

1.実体験に価値がある

 

海外旅行では、本やテレビで見たあの景色やあの街に行くことができます。

 

本やテレビは良い所ばかり映すので、もしかすると「あれっ、意外に汚いな」といった感想を抱くかもしれません。

 

それでも、そういう実体験に価値があります。

 

そしてそうした実体験を自分の言葉で話せるというのはすごく良いものですよ。

 

本やテレビなど誰でも得られる情報をそのまま話しても響かないのです。

 

あなたの実体験から得られたあなたの言葉に価値があります。

 

そして、それを得られる格好の機会が海外旅行なのです。

 

2.わくわくできる

 

大人になってからわくわくできることってどれほどあったでしょう。

 

子供の頃は家の近くのスーパーに行くだけで冒険だったのに、いつしかそんなことではわくわくしなくなりました。

 

子供の頃には新しいおもちゃを買ってもらっただけで、帰りの車の中ですごくわくわくしていたのに、大人になるとある程度自由に物を買えるようになり、いちいちわくわくしなくなりました。

 

大人になると一人で行動することが増えますので、国内を旅するぐらいではわくわくしなくなります。

 

だからこそ、あのわくわくする感じを求めて海外旅行に行くべきです。

 

身寄りもない、言葉も通じない、そんな所での冒険は自信を与えてくれます。

 

私は外国の空港に降り立つたびにとてもわくわくします。

 

「これからリアルドラゴンエストが始まる」と。

 

地図とインターネット、ガイドブック、コミュニケーション力、体力、自分が持っているあらゆる物を使って目的地までたどり着く総力戦です。

 

3.単純に話すネタになる

 

お笑い芸人の千原ジュニアさんは、毎年お正月に海外旅行に行っています。

 

そして、年明けの番組で、そこで起きた面白エピソードを話してくれます。

 

これがけっこうな長編になることが多いのですが、とても面白い!!

 

いくら話術の天才千原ジュニアでも、元ネタがないと話せないわけで、そうすると海外旅行に行けば話すネタをたくさん得ることができるということになります。

 

実際、私の感覚でも一回の旅行でかなり話せる自信があります。

 

例えば過去にこういう記事を書きました。

ロシアでの「ひとり飯」〜そこで出会った粋なおじいちゃん〜 - 1億2700万人のうちの誰かのために

 

海外旅行に行くと本当に大小様々ないろんな出来事やトラブルが起こります。

 

そして、それらを体験して帰国した暁には話せるネタが増えていることでしょう。

 

4.トラブルに対応する訓練

 

大小様々なトラブルに遭遇した時に、なんとかしないといけません。

 

予約していたホテルが取れていない

電車やバスに乗り間違えた

飛行機でロストバゲージが起きた

病気になってしまった

スラム的な所に迷い込んでしまい怖い思いをした

 

など、様々なトラブルがあります。

 

これらを対処していかなくてはいけません。

 

でも、大丈夫です。

 

必要に迫られれば何とかなるもので、英語でも現地の言葉でも「伝えよう」と思えば何となく伝わるものです。

 

そして、無事に日本に帰ってきたらこう思うことでしょう。

 

「日々いろんな悩みやトラブルはあるが、日本語が通じるだけマシだ」と。

 

これも一つの自信になりますね。

 

5.感動できる

 

海外には日本では見られないようなものをたくさん見ることができます。

 

それは建造物であったり自然であったり生き物であったりと様々ですが、子供の頃に一度は図鑑などで見て憧れたものを実際に自分の足で見に行くことができるのです。

 

誰しもが子供の頃に「こういう景色を見てみたいな」とか「この生き物に触りたいな」などと思ったことらあると思います。

 

いつしかその時の思いというのは日々の忙しさに埋もれてしまっていますが、大人になってある程度自由を手に入れた今こそ、かつての憧れを実現するべき時ではないでしょうか。

 

そして、もし憧れを実現できたならば、深い感動を得るはずです。

 

この感動は経験した人にしか分からない計り知れないものです。

 

6.人の優しさに触れられる

 

捨てる神あれば拾う神あり。

 

トラブルも多いですが、助けてくれる人も多いです。

 

言葉が通じずに苦労していたら、通訳してくれる人が現れた。

行き先を間違ったが、戻り方を地図で教えてもらえた。

温かい歓迎をしてもらった

 

など、人の優しさにたくさん触れられます。

 

そして、そういう優しさを経験すると、日本に戻ってからも人に親切にしようと穏やかな気持ちになることができるのです。

 

7.世界の広がりが感じられる

 

どうしても我々は自分の身の回りだけの狭い世界で生きてしまいがちです。

 

でも、世界はもっと広いのです。

 

ただ、一度も外国に行ったことがない人にはそれは到底理解できないでしょう。

 

「自分の悩み事なんて世界規模で見たらちっぽけなこと」的な格言がありますが、外国に行くまでは私はこの格言があまりピンときませんでした。

 

でも、いろんな国に行っているうちに、「あっ、本当にそうだな」と腑に落ちる瞬間がやってきました。

 

実際に海外では日本とは比べものにならないぐらい酷い(別に現地の人にとっては当たり前なので彼らはそうは思っていない)環境で生きている人がたくさんいます。

 

そういう状況を見ると、「あっ、自分もクヨクヨせずに頑張ろう」と思えてきます。

 

8.幅広い教養が身につく

 

何も調べずに海外旅行にいく人はなかなかいないと思います。

 

やはり一つの国、一つの地域に行くからには、その場所のことを深く調べて行くはずです。

 

例えば、地球の歩き方の記述を読むだけでも、その地域の地理や歴史、美術品や物産についての造詣が深くなります。

 

そして、そうして調べ、自分の体験に落とし込んだ知識は教養として、いずれどこかのタイミングで役に立つ時がきます。

 

何より、教養のある人は素敵ですよね。

 

9.日本を客観的に見られる

 

日本の常識は海外では全く常識ではありません。

 

電車は本当に時間通りに来ないです。

スリは多発します。(もっとも、基本的な注意を怠らなければそこまで恐る必要はありません)

スーパーで売っている商品が普通に汚れていたり、袋が破れていたらします。

歩行者も車も自分勝手にやりたい放題しています。

 

などなど、私は基本的に危ない地域には行かないのですが、それでもこんな感じですので、危ない所だともっとあり得ないことが起きるでしょう。

 

トイレ問題もあります。

 

日本ほど至る所にきれいなトイレがある国はないでしょう。

 

食事問題もあります。

 

日本では各国の料理が食べられますし、日本人の口に合うように改良(あくまで日本人にとってですが)されているものも多いです。

 

牛丼があり、ラーメンがあり、回転寿司があり、こんなにいろんな物を安く食べられる国はなかなかないものです。

 

改めて日本の豊かさを感じることになります。

 

「まずは日本のことを知るべきだ」というのももちろん正しいのですが、同時に「外国のことを知って初めて日本のことをより深く理解できる」ということもあるのです。

 

10.日常を忘れられる

 

日々、生きていると何かしらの悩みを抱えているものですよね。

 

海外旅行というのは非日常ですから、煩わしいと思っていた悩み事を忘れることもできますし、逆に深く考え抜くこともできます。

 

私はどちらかと言うと深く考え抜くタイプです。

 

非日常の空間であれこれ考えていると、意外に良いアイデアが浮かんだらスッキリするものですよ。

 

変化のない日常だけでは考えが凝り固まってしまいますから、たまには海外旅行という非日常を作り出すことも大切ですね。

 

幸い、日本は島国なので海外旅行をするためにはほとんどの場合飛行機に乗ることになります。

 

飛行機の中というのは、自分自身の考えを深めていける良いチャンスですよね。

 

特に行きの飛行機というのは程よい旅の高揚感もあり、考え事が捗りますよ。