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スタディサプリ特別企画、お悩み相談室を見てみた

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今日の20時から、スタディサプリの生放送でお悩み相談室という番組がありました。

 

受験生から事前に募集した悩みについて、日本史の伊藤賀一先生と英語の肘井学先生が答えていくというものでした。

 

これが大好評で30分延長される程でしたので紹介していきます。

 

1.暗記について

 

暗記について先生方が話していました。

 

「暗記が苦手」ということに対して、伊藤先生は「それは当事者意識が欠如しているだけ」と答えていました。

 

確かに、本当に自分がやらなければいけないと思っていれば、覚えられるはずです。

 

というより、「暗記が苦手」としのごの言わず、覚えようとするはずです。

 

肘井先生は「定着するまでの反復が足りない」と言っていました。

 

受験生が思っている以上に反復しておかないと定着はしないようです。

 

まとめると「当事者意識を持って何度も何度も繰り返すこと」が大切なようです。

 

2.メンタル面について

 

メンタル面の質問も多かったですね。

 

これについては、「身体を鍛えると良い」という意見が出ました。

 

先生方はお二人とも筋トレをしているようです。

 

健全な精神は健全な肉体に宿るという言葉もありますし、身体を鍛えることはメンタル面にも効果的なようです。

 

確かに、鍛えている間はそのことに集中していて、無の状態になれますし、切り替える意味でも良いと思います。

 

それから経験を積むこと。

 

受験が心配なら、一つ一つの模試に対して本番と同じような感覚で臨むことですね。

 

経験があればある程度余裕を持つことができます。

 

これは受験に関してのみではなく、何事においてもそうですよね。

 

3.今に全力で

 

肘井先生は「不安というものは未来のことを考えると起きるものだから、今日のノルマを決めて全力で取り組むべき」と言っていました。

 

大人になって仕事を始めてからもそうですよね。

 

いろいろと不安なことはありますが、今のことに集中して結果を出せば自ずと次の仕事がやってきますから。

 

そういえば、以前に紹介した本『感動する日本史』の作者である白駒妃登美さんも「不安というのは未来や過去のことから起きるもの、今を生きることに全力を注ぐべき」という内容のことを書いていました。

 

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「今やるべきことに全力を尽くす」ことが大切なようです。

 

4.国公立入試に必要な5教科は最強

 

これは伊藤先生が言っていました。

 

5教科は足腰の部分で、実学として即効性のあるものではないが、虚学として必ず人生に生きてくると。

 

高校で習う教科は人類の叡智の結晶ですから、それを学ぶことはとても価値のあることだと意識できるようになると良いですね。

 

また、英語に関してはビジネスの現場では「当然できるよね」というテンションで相手がやって来るらしく、既にスタンダードになっているとようです。

 

これらのことを聞くと勉強のモチベーションも高まりますね。

 

 

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