【中高生必読】池上彰『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズを私がオススメする理由5選
テレビでも有名な池上彰氏が毎年刊行しているシリーズに『知らないと恥をかく世界の大問題』という本があります。
今回は私がこの本をオススメする理由を書いていきます。
1.前年の出来事を総復習できる
世界では日々いろんなことが起きています。
現在世界で起きていることを本当に理解するためには、過去の出来事との繋がりも意識しないといけません。
ただ、新聞の解説ではなかなかピンとこないこともあります。
こういう時の池上彰氏の解説はすばらしいですね。
「子どもニュース」という番組をずっと担当されていただけあって、基礎知識のない人にも分かるように噛み砕いて説明してくれています。
この本を読んで前年の出来事を総復習しておけば、現在の新聞の国際欄や社会欄がすごく読みやすくなるはずですよ。
2.とにかく分かりやすい
上でも書きましたが、とにかく分かりやすいです。
新書なので対象はある程度大人を想定していると思いますが、「こんなこと当然分かるよね」という誤魔化しからの省略はなく、きちんと基礎用語の解説も為されています。
なので、中学生はもちろん、社会科好きの小学生なら理解できる部分も多いと思います。
そういう意味では、全世代にオススメできるシリーズになっています。
3.きちんと毎年刊行されている
これも大きな要素ですね。
ブログでも、不定期更新だと見る気がなくなってきます。
それと同じで、「今年は発売されるのだろうか?どうなんだろう?」と思ってしまうと、徐々に関心が薄くなっていきます。
ところが、このシリーズは毎年刊行されていて、今やパート7まで発売されています。
時代で言えば、ちょうどリーマンショックのあたりから現代のトランプ大統領までですね。
おそらく、2017年に刊行されるであろうパート8では、イギリスのEU離脱やトランプ大統領について、金正男暗殺など、これまた様々なテーマについての説明が為されると思います。
私も今から発売されるのがとても楽しみです。
2017年5月現在、前回の発売から一年経ちましたが、まだ新刊は出ていません。
2016年は間違いなく世界史の教科書に残るぐらい様々なことがあった年ですので、もしかすると執筆に例年よりも時間がかかっているのかもしれません。
こんなドル箱のシリーズをそうそう止めるということもないと思いますので、まあ気長に発売を待ちます。
4.答え合わせもできる
我々は現代に生きていますので、当然世界がどうなったかの答えを知っているわけです。
その答えを知っている状態で、ある意味では神の視点で、過去に刊行された巻を読むというのも楽しみ方の1つではないでしょうか。
実際私もこのシリーズのことを知ったのは去年で、そこから今までの巻を全て大人買いしました。
そして一巻から読み進めていったのですが、やはり答えを知っていると面白いものですよ。
5.受験勉強にも使える
受験生が息抜きで読むのも良いと思います。
より社会科の理解が深まるでしょう。
というより、受験生でない中学生、高校生には必読の書だと私は思います。
今後の社会科の授業が理解しやすくなりますから。
知らないと恥をかく世界の大問題 (7) Gゼロ時代の新しい帝国主義 (角川新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/05/10
- メディア: 新書
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